決して怖いものではない!信用取引の実態について考えてみる

信用取引は人生を狂わせる!?

信用取引は証券会社から株を借りて取引を行うため、利益が出る可能性は倍々で増えていきますが、一方で損失が出る可能性も同様に増えていきます。その行き着く先として追証があり、消費者金融の厳しい取立てのように恐ろしい催促が行われて、そのまま人生が転落していくという極端に悪いイメージを持っている人は現在でも多くいます。しかし、これは最悪の最悪のケースであるため、一般的にはここまでの心配をする必要はありません。

追証って本当に起きるの?

信用取引を行うために専用の口座に入金してある委託証拠金の額を、信用取引で出た損失の額が上回った場合に発生するのは追証です。追証が起きると、ほとんどの証券会社では追証が発生した当日の窓口が閉まる午後3~4時までに、損失額分の入金が求められます。しかし、この追証が発生する頻度は実際はそれほど多くありません。基本的に株価はそれに応じた何割かの価格分変動したら取引ができなくなります。レバレッジはどの証券会社もおよそ3倍程度しかないため、実際には委託証拠金を割り込むほどの損失が出ることは稀です。

具体的数値から追証が発生する可能性を探る

例えば、1単位株10万円の株価で信用取引を行って3単位株分購入したとします。これが意に反して下落して7万円でストップ安となり、1単位株当たり3万円の損失が出たとすれば、総額9万円の損失となるわけです。委託証拠金が9万円以下しか無ければ追証が発生しますが、取引におけるレバレッジは3倍なので委託証拠金の最低額は10万円ということになり、十分損失を吸収することができます。3万円も短期で株価が下落することはなく、この事例は極端なケースです。実際はもっと損失は軽微で、追証が発生する可能性も低いと言えます。しかし、信用取引の株を塩漬にして放置したりするとアッサリと追証が発生することもあるので、注意しなければなりません。

信用取引とは少ない金額でそのお金の数倍から数十倍の取引が行える取引のことを言います。主に株式や先物などの取引で行われています。